有毛細胞白血病(ゆうもうさいぼうはっけつびょう、英: Hairy cell leukemia)とは、B細胞由来の白血病で、周囲に毛様の突起を出す白血細胞を特徴とする疾患である。
全身倦怠感、発熱、食欲不振、脾腫(80~90%)、肝腫大(30~40%)、皮下出血、点状出血を認め、慢性に経過し、汎血球減少を呈し、骨髄はdry tapとなる。
高齢者(平均60代)、男性(男女比1~1.5:1)に多く、欧米に対し日本人では稀な疾患である。
CD11c、CD19、CD20、CD25陽性。骨髄ではびまん性のhairy cellの浸潤、特徴的な蜂巣様組織像、繊維化が見られる。
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