トウカエデ(唐楓)は、ムクロジ科の落葉高木である。英語圏ではtrident maple.
葉 対生で薄く光沢がある。3浅裂し、裏面に白粉がある。
花 淡黄色5弁で、散房状につけ春に咲く。
果実 2枚の翼果で平行又は鋭角に開き秋に結実する。
別名 三角楓。中国原産であり、漢字名は「唐楓」。成長は早く強健であり一般に高木になる。樹形は立性で耐寒性も高く、日本では庭木の他、公園樹や街路樹としてよく用いられている。成長とともに樹皮は縦に裂け剥がれるのが特徴。園芸品種として、葉がピンクから白、黄緑、緑、赤に変化する花散里(メープルレインボー)や斑入り品種などがある。